こんにちは、まさとら(@masatora)です。
車の運転中に片耳につけるBluetoothイヤホンが欲しくて、普段使いのイヤホンと両用出来る物を探していました。
そんな中、KENWOODのワイヤレスヘッドセットKH-BIZ70Tが発売されていたのでレビューしていきます。
KH-BIZ70Tのスペック
型名 | KH-BIZ70T | |
---|---|---|
ドライバーユニット | 口径6mm | |
通信方式 | Bluetooth®標準規格 Ver.5.2 | |
出力/最大通信距離 | Bluetooth®標準規格 Power Class1/約10m※6 | |
プロファイル | A2DP/AVRCP/HFP | |
対応コーデック | SBC / AAC | |
対応コンテンツ保護 | SCMS-T 方式 | |
電池持続時間 | 音楽再生 | (ノイズキャンセリングON) イヤホン 最大7時間 + 充電ケース 最大9時間
(ノイズキャンセリングOFF) イヤホン 最大9時間 + 充電ケース 最大12時間 |
通話 | 最大5.5時間 | |
待ち受け | 最大50時間 | |
充電時間 | イヤホン 約2時間、充電ケース 約2.5時間 | |
質量 | イヤホン(片耳): 約4.6g、充電ケース: 約35g | |
付属品 | イヤーピース(S/M/L 各2個)、充電用USBケーブル、充電ケース |
スペックは上記の通りです。
イヤーピースのMは本体に最初から装着されています。
前に使っていたKENWOODのWS-A1と比べてみました。
比べているBluetoothイヤホンWS-A1のレビュー記事も書いてるのでよかったら読んでください。
KH-BIZ70Tの特徴
特徴は大きく分けて6つあります。
- クリアで高音質な機能
- タッチセンサーと物理ボタン操作
- 防滴性能
- 3種のサウンドモード
- 長時間連続使用可能
- マルチペアリンクに対応
クリアで高音質な機能
KH-BIZ70Tはノイズキャンセリング機能を搭載しており、周囲の騒音を低減することができます。
音楽を聴きながらでも、外部の騒音を気にすることなく快適に使用することができます。
また、動画視聴や音楽再生、通話中などに役立つ低遅延モードを搭載しています。
これによりストレスなく動画視聴や音楽、通話などを楽しめます。
タッチセンサーと物理ボタン操作
耳元にあるタッチセンサーと物理ボタンで音楽の再生、一時停止、曲送り/戻し、通話の受け取り/切り替えが可能です。
また、片耳での使用を想定していて両方に同じ機能が付いています。
これらの機能によりスマートフォンの操作が不要なため、快適に使用することができます。
防滴性能
KH-BIZ70TはIPX4相当の防滴性能を備えており、汗や水滴などの水濡れに強いため、ジムやランニングなどの運動中でも安心して使用することができます。
3種のサウンドモード
「ノーマルモード」、「ボーカルモード」、「パワーモード」という3つのサウンドモードがあります。
ノーマルモード
通常のサウンドモードで、全ての音域をバランスよく再生するモードです。中高音から低音まで均等に再生され、音のバランスがとれたサウンドを楽しめます。
ボーカルモード
歌声やトークがより明瞭に聞こえるように設定されたサウンドモードです。中高音域が強調され、ボーカルや人の声がクリアに聞こえます。また、周囲の音をカットすることで、通話中に聞こえる騒音も軽減されます。
パワーモード
低音を強調したサウンドモードで、迫力のある音楽や映画を楽しむことができます。特に、ベース音が強調されるため、ヒップホップやエレクトロニックダンスミュージックなど、低音が重要な音楽ジャンルにおいて効果的です。
長時間連続使用可能
フル充電で最大7時間の連続使用が可能です。また、急速充電に対応しており、10分の充電で約1時間の連続使用が可能です。
それにweb会議や車の運転中などで片耳を使用した場合は最大で12時間の通話時間と10時間の音楽再生時間が可能です。
これだけ使えるとストレスなく使い続ける事が出来ます
マルチペアリングに対応
マルチペアリングとは、複数の機器と同時に接続することができる機能のことです。
KH-BIZ70Tは、Bluetooth 5.2に対応しており、最大で2つの機器と同時に接続することができます。
例えば、スマートフォンとタブレットを同時に接続して、音楽を聴きながら、電話を受けることができます。
また、KH-BIZ70Tは、接続されている機器を切り替えることもできます。
例えば、スマートフォンとタブレットを接続していて、スマートフォンからタブレットに切り替えた場合、スマートフォンで再生中の音楽がタブレットに切り替わります。
この機能によって、スムーズな作業や快適な音楽体験が可能になります。
KH-BIZ70Tの使用感
ここからは実際に使ってみた感想をお伝えいたします。
音声がクリアで聞こえがいい
音楽を聴いていて感じたんですがクリアな音声といううたい文句の通りで、低中高音ともにスッと入ってくる感じでした。
ノイズキャンセリング機能がよく効いていてしっかりとボーカルの声が入ってきます。
バランスよくチューニングされてるのでロックやポップス、クラシックでも気持ちよく聴くことが出来ます。
一方で外音取り込み機能はなどちらかの物理ボタンを押して起動するのですが、音声が小さくなりすぎて聞こえないレベル。
電車のアナウンスやweb会議で周りの声の確認するために周囲の音を聞くのにはいいのですが、音楽を聴きながら周囲の音を確認するっていう使い方はできないかも。
マルチペアリングが地味に使いやすい
マルチペアリング機能をweb会議で使ってみたんですけど、これが地味に使いやすくてすごい気に入りました。
例えばパソコンで社内のweb会議中、大事なお客様から電話がかかってきた時にワンプッシュで切り替えが可能なのですぐに対応出来ます。
また、タブレットでイヤホンをしながら動画を視聴中にスマホに電話がかかってきてもすぐに切り替え可能なのですごい便利です。
この機能だけでも購入してよかったっなて感じました。
片耳使いの使い勝手が最高
営業で車を使うようになってスマホと繋げて使用するシュチュエーションが増えたんですが、電池が長持ちするので充電に気を取られることなく使えます。
本体がすごい軽いので、耳に違和感がなくてずっとつけてられるのも気に入ったポイントのひとつです。
電話がかかってきた後の会話もスムーズで相手の音もクリアに聞こえるし、先方からも聞き返される事が一度もないのでよく聞こえているのが伝わってきます。
物理ボタンを2回プッシュするとリダイアルしてくれるのですが、なんかの用事で電話を取れなかった時に一発でかけ直してくれるのでこれも気に入ってます。
KH-BIZ70Tのメリット
- 高音質な音声通話が可能
- 片耳での使用に適したデザイン
- マルチペアリングに対応
- 長時間の通話が可能
- ハンズフリー通話ができる
- 防滴性能がある
- コンパクトな充電ケース付属
使用していてメリットはこんな感じでたくさん挙げられます。
高音質な音声通話が可能
Bluetooth5.0に対応しており、通信の安定性が高まり、音声の遅延や途切れが少なくなります。
また、Bluetooth 5.2は、以前のバージョンよりも通信範囲が広くなっているため、遠くにいる相手ともクリアな音声通話が可能です。
さらに、KH-BIZ70Tには、ノイズキャンセリング機能が搭載されています。この機能は、マイクロフォンで周囲の音をキャッチし、音声通話時に周囲の騒音をカットすることで、クリアな音声通話を実現します。
そして、HD Voiceに対応していて広帯域音声を利用して、より自然な音声通話が可能になる技術です。
この技術により相手の声がよりクリアに聞こえるようになります。
片耳での使用に適したデザイン
小型・軽量で、片耳での使用に適したデザインでイヤーピースを含めないと片耳4.6gの軽さです。
また、イヤーピースにはサイズ調整ができるゴム製のカバーがS.M.Lと付属しており、自分に合ったサイズに調整することができます。
マルチペアリングに対応
最大で2台のデバイスと同時にペアリングすることができ、仕事とプライベートの切り替えが簡単にできたりします。
例えば、スマートフォンとタブレットを同時に接続して、音楽を聴きながら、電話を受けることができます。
長時間の通話が可能
フル充電で約6時間の通話が可能です。
また、充電ケースを使用すれば片耳ずつで最大24時間の使用が可能です。
充電ケースに本体を入れるだけで自動的に充電が始まるので、手軽に充電ができます。
そして、充電時間は約1時間30分の速さで充電出来ます。
ハンズフリー通話ができる
Bluetooth 5.2を採用しており、ハンズフリー通話にも対応しています。
通話中には、本体の上部に搭載されたマイクが声を拾い、相手の声はイヤホンから出力されます。
また、ハンズフリー通話中に音楽再生を行うこともできます。通話の品質に関しては、ノイズキャンセリング機能により周囲の騒音を低減し、よりクリアな通話が可能となっています。
ただし、周囲が非常に騒がしい場所での通話に関しては、完全にノイズをカットすることはできない場合があります。
防滴性能がある
IPX4相当の防滴性能を備えており、汗や水滴などの水濡れに強いため、ジムやランニングなどの運動中でも安心して使用することができます。
コンパクトな充電ケース付属
コンパクトな充電ケースが付属しており、ケースに収納することで簡単に充電することができます。
KH-bIZ70Tのデメリット
- 耳に合わせるフィット感が悪い
- 騒音キャンセリング機能が限定
- ボイスガイダンスが英語のみ
耳に合わせるフィット感が悪い
耳に合わせるイヤーピースのサイズが限られているため、耳に合わない場合があります。
S,M,Lとイヤーピースがついて来ますが僕の場合はLサイズでちょうどよく合いました。
騒音キャンセリング機能が限定的
騒音キャンセリング機能があるものの、周囲の騒音を完全に消すわけではなく、一部の周波数帯域の騒音に対応できるため、効果が限られている場合があります。
聞こえるといっても気にならない程度です。
かえって完全に外音をシャットアウトされると不安になるので、これくらいが僕は気に入ってます。
ボイスガイダンスが英語のみ
ボイスガイダンスが英語のみであるため、英語に不慣れな人には使いにくいという点があります。
馴れてくるとだいたい分かってきますが最初はよく分かりませんでした。
KH-BIZ70Tのレビューまとめ
KH-BIZ70Tのレビューをいたしました。
僕は主にweb会議や車の移動時に使用していますが、音声がクリアで聞こえやすく軽いので重宝しています。
そして、スマホとパソコンの2台繋げるマルチペアリングも何気に便利でこの機能が気に入ってます。
映像時の音楽再生能力も遅延もなく、満足出来るレベルなので購入してよかったです。
web会議が増えてきた昨今、必需品となるワイヤレスイヤホン。
みなさんの参考になれば嬉しいです♪