こんにちは、まさとらです^ ^
本日ご紹介するのは炉端焼き発祥の地といわれる北海道の釧路で60年も営業してる『炉ばた 万年青(おもと)』さんの支店が神楽坂にあるのでご紹介します。もともとは釧路の本店で食べていてその美味しさに感動してところ、新聞の記事を見かけて神楽坂にあるのを知って通い出したのがきっかけです。息子さんが独立して神楽坂にて進出したそうです。

場所と営業時間
場所は飯田橋駅のB3口を出て徒歩3分のところにあります。細い裏路地を歩いてお店に行くのが神楽坂っぽくていいんですよね。
お店のメニューと内観


メニューの方は全て時価となっています。かと言ってそんなすごい高いとか言う事は全くありません。2人でたらふく食べて飲んでも2万円くらいです。お酒をそんな飲まない人はもっとぜんぜん安いんじゃないかな。飲み放題でも8000円でいけます。

お店の内観は1階がコの字型のカウンターになっていてその前にズラズラっと食材が並べられています。その奥に焼き場があって目の前で焼いてくれるので臨場感がたまりません。煙ももくもくと出ていい匂いが漂ってくるので食欲をそそられちゃうんですよね。

釧路の本店もコの字型のカウンターになっています。大将の本店のリスペクト愛が伝わりますよね。

そして満面の笑みで大将が迎えてくれます。料理も釧路の味そのままで一生懸命に修行したのがよく分かります。味だけでなくお店の雰囲気や気の使い方もいいんですよね。

料理
何度も行ってるとだいたい好きな料理が決まってしまって、いつも同じになっちゃうんですよね。たまには違うのを食べようかとか思うんですけど、せっかく来たんだからと思い、同じ料理を食べでしまいます。逆に言うとこちらを頼めば間違いなしの一品です。接待でよく使うのですがとても評判が良くて連れて行った人はまたリクエストが入ったりします。

お通しは『エイのほっぺた』がいつも出てきます。これって『万年青』さん以外で食べた事ないんですけど身は柔らかくてホロホロと口の中に入っていく感じで軟骨みたいのがコロコロしててこれもアクセントになっていて美味しいんですよね。最初はマグロと思っていましたがぜんぜん違いました。それだけ味が濃くて深いので最初からテンション上がってきます。

普通に『冷やしトマト』です。炉端からまったく関係ないんですけど、いつも居酒屋とか飲みの席になると好きで頼んじゃいます。トマトって季節やお店によってぜんぜん違うから不思議です。甘かったり酸味が効いていたり中にはフルーツかと思うぐらいトマトの味がしないものもありました。こちらのトマトは酸味の効いた美味しいトマトです。

『いくらの大根おろし』です。大根を先に食べるとデトックスが効いていいと言うのでこちらもあれば頼むようにしています。いくらがたくさん入ってて嬉しい。このままスプーンで箸休めの時とかに食べます。

『たらの白子ポン酢』も頼みました。ホントに濃厚でお酒が進みます。いつもどさっと出してくれて一口が大きいのが幸せです。ポン酢と紅葉おろしで口の中に入ってきて白子の皮が弾ける瞬間がたまりません。


『帆立とタコの刺身』です。帆立は焼きも美味しいんですがこの日はお刺身で食べたくて頼みました。帆立は釧路の名物でもあって美味しいんですよね。そしてタコ刺しもひとつひとつが大きくてたまりません。
別日になりますが『ボタン海老の刺身』もオススメです。すごい大きいボタン海老が出てきて食べ応えがあります。殻の中の味噌もちゅうちゅう吸って食べるのがいいんですよ。ホント美味しい^ ^

『万年青』名物の『八角の軍艦(ちゃんちゃん)焼き』です。最初は八角ってどんな魚とか???が出ちゃいました。関東では馴染みが薄い魚ですよね。外見を見ると絶対にナウシカ出てたらだろとツッコミ入れたくなる姿してます。これがホントに美味しくなるのか疑問でしたが食べて見ると身が締まっていて味も濃厚で食べ応えがありくせになる感じなんですよ。それに味噌とこれでもかって言うネギが合わさってスプーンですくって食べるとホントに美味しい!骨もほとんどなくバクバク食べられるのでオススメです。

『玉子焼き』も名物で釧路の本店では60年間使ってる玉子焼きフライパンでお母さんが必ず焼いてくれるんですよ。フライパンに油が染みっていてそれだけで嬉しいんですけどお母さんが一生懸命作ってくれてるのみるとほっこりするんですよね。フライパンの取手なんて使いすぎて曲がってるんですけどこれが上手に焼くんですよね。大将にとっても思い入れがある玉子焼きが美味しくない訳ありません。
※「釧路の本店のフライパンで焼く味にはまだまだ届きませんが」と大将言ってましたけどね(笑)

そしてこちらも『万年青』名物の『味付け肉の海藻ポーク』です。オリジナルの漬けタレで漬け込んだ豚のお肉を炉端の炭火で焼くと柔らかくてジューシーなお肉の出来上がりです。一口食べるたびに甘いお肉と漬ダレの味が口の中に広がってお腹いっぱいになりつつあるにもかかわらずご飯が欲しくなっちゃう一品です。普通に頼むと大きなお肉いっぱいに出でくるのでいろいろ食べたい方は半分でお願いした方が無難です。ランチとかこれだけだといいのでしょうか美味しいのがいっぱいあるのでやっぱりいろいろ食べたいですよね。

そして〆は『帆立のバター焼き』です。実は帆立のバター焼きを頼むと〆におじやを作ってくれるんですね。これがホントに美味しい!玉子でとじた帆立の出汁とご飯にネギが混ざってバクバクいけちゃいます。これが楽しみで頼んじゃうんですよね。また、量も〆にちょうどいいくらいで満足感が大きいのがいいんですよ。

本店も当然出してくれます。神楽坂は空輸で運ぶようですが本店は朝の買い付けなので新鮮さではやっぱり本店がいちばんですね。ただ、なかなか釧路までは行けないのでやっぱりここがいちばんです。

まとめ
今回は僕の大好きな『万年青』さんを紹介させていただきました。都内でも炉端食べたいってなって探すと炉端風なお店が多い中、ここまで本格的に釧路発祥の味を出してくれるところはなかなか見つかりません。接待はもちろんの事、デートや同伴などで本格的な炉端を楽しみませんか。なかなかこういった食事は経験出来ないので連れていった方にも高得点間違いなしです。僕も連れて行った方は皆さん喜んでくれています。そして、釧路に寄った時は60年続く本店の味も味わってみてくださいね。
>[/box04]